地元の大学や企業と連携し、イノベーションを担う産業人材の育成と確保に取り組んでいます。

北九州地域産業人材育成フォーラム

[forum]新着情報・トピックス

H28年度学生のための北九州企業発見ツアー②

北九州地域産業人材育成フォーラム「インターンシップ事業」では、学生の皆様が社会に出る前に企業の雰囲気を感じる場として、また北九州の誇る工場群を知ってもらう場として、北九州に拠点がある企業を見学するバスツアーを九州商工会議所「産業観光」事業と提携し、実施しています。
本年度の企業発見ツアー第2回目は、9月14日(水)に実施しました。

この日の1社目は、1932年に鍛造工場として創業し、現在では減速機あるいは増速機といった歯車装置の開発・設計・製作を事業の基盤とし、中型から大型風車用増速機では国内トップの実績を誇る「株式会社石橋製作所」です。

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企業の歴史・概要を学ぶ会社説明から見学はスタートします。
会社誕生から現在まで、時代と共に変化・発展をしてきた歴史から80年以上に渡り蓄積してきた会社が誇る技術・主力商品について、そして理念・これからについてと様々な視点から石橋製作所のお話を聞く事が出来ました。日々の技術開発はもちろんですが、厳しい基準を設けて試験(検証)を行い製品の品質(高品質)を長期に維持すること、またそのための環境(工場設備)整備にも力を入れているというお話がとても印象に残りました。


DSC01943.JPG企業の歴史を学んだあとは、3班に分かれ実際に稼働している工場内部を見学。
会社説明の中で登場した各種歯車装置(ギアボックス)の実物やその製造に必要な工場設備を目の前にして、学生の皆さんもその巨大さに改めて驚いている様子でした。見学時は、偶然にも実施に製品の試験(検証)を行っている様子を見る事が出来たり、工場の役割や作業工程、機材・部品などについての詳しい解説や学生からの質問にもお答えいただき、時間が足りないくらい内容盛りだくさんの充実した工場見学となりました。

 

2社目は、1917年に東洋陶器株式会社として設立、”ウォシュレット”と聞けば誰もが思い浮かべる「TOTO株式会社」
初めて水洗便器の本格的国産化を実現した企業であり、実は"ユニットバス"を最初に発売した企業さんでもあります。
筑豊炭田に近いなど原料の調達に有利な福岡県企救郡(現:北九州市)に本拠地を置き、現在もこの創業の地に本社があります。

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こちらも、まずは企業の歴史を知るために会社説明からスタート。
創業から現在に至るまでの歴史、そして企業が誇る技術・製品の数々についてお話をしていただきました。
自分達の生活に身近な製品をつくっている企業ではありますが、創業から1960年代までは食器も製造していたという説明を聞き、地元にある企業なのにまだまだ知らないことが多いと学生は感じたようです。また、水と製品が切っても切れない関係という事で、環境への取組み(快適さ+節水の技術)についても詳しくお話を聞くことが出来ました。
 

DSC01950.JPG会社説明の後は、実際の工場を見学します。工場では実際に製品が作られていく様子(粘土の状態から製品の最終検品作業まで)を間近で見学する事が出来ました。特に粘土の状態の衛生陶器や塗装作業など、身近な製品の普段はなかなか見る事が出来ない裏側という事もあり、一同真剣な表情で説明を聞いていました。
見学の最後には、質疑応答の時間を設けていただきました。初めは緊張してか質問が出てきませんでしたが、最終的にはTOTOが作っている製品・その流通について、そして就職についての質問などが学生さんから出てきました。企業についてはもちろんですが、企業で求められる人材についてのお話を伺うことが出来、学生さんにとっては見学と合わせて貴重な意見を聞く事が出来たのではないかと思います。

 

今回のツアー実施にあたりまして、見学にご協力いただきました株式会社石橋製作所」・「TOTO株式会社」様、見学にご参加いただきました学生の皆様、ありがとうございました。
学生のための北九州企業発見ツアー③は9月21日に実施致します。(申し込みは終了)

★見学先企業
株式会社石橋製作所 http://www.ishibashi-mfg.com/
TOTO株式会社 http://www.toto.co.jp/