1000人の夢寄金 第13回助成事業が決定しました!
みなさま、こんにちは。1000人の夢寄金事務局です。
7月に実施しておりました当寄金の助成事業募集。
みなさまのおかげでさまざまなご応募をいただきました。
情報の拡散等、ご協力くださり、本当にありがとうございました!
書類およびプレゼンテーション審査を経て決定した助成事業をご紹介いたします。
【第13回(2024年) 1000人の夢寄金助成事業】(順不同)
小学校アウトリーチ公演 みらいちゃんスピンオフ作品
音楽劇「ミクちゃんと先生と3人のゆかいな音楽家」
・7人の演奏家、3人のオペラ歌手、4人の演劇役者による音楽・演劇舞台を北九州市内の
小学校で公演。
・2022年初演、2023年再演となった音楽劇を観た先生から小学校で公演できないかと
オファーを受け実施することになった文化・教育事業。
・子どもたちに本物の生演奏やオペラ歌手の生歌を届ける。スピーカーから出る音では
絶対に経験できない音の持つ力や高い技術を感じてもらい、人の持つ可能性に触れて
もらうことを目的に活動。
・11月に市内4つの小学校での公演を行う。
・主催者のホームページ → https://www.musictheater-mirai.com/
子どもたちにアートを!晴ればれアートフェスタ
・未来を担う子どもたちの、分け隔てなく互いに尊重し合い、それぞれの違いを受け入れ
る心を育てていきたいという思いで企画したアートフェスタ。決まった形式のものを制
作するのではなく、屋外で特大の紙に、自分の表現したいことを自分のできるやり方で
表現する。
・幼児から小学生の親子を対象に、年齢や性別、障がいの有無に関わらず、誰もが参加で
きる形式で展開。参加者同士がお互いを理解し合い、楽しみながらアートを体験するこ
とを目的に実施する。
・今回の助成を受けることで、市内でアート教室を開催している臨床美術士の方を招き、
障がいがある子どもやその家族も一緒に楽しめるアート体験を提供したい。
・2024年11月、2025年5月、9月、小倉北区で開催予定
・主催者インスタグラム → https://www.instagram.com/kitaqhanako/
北九州にゆかりのある曲にあわせた舞踊や音頭を知ってもらおう
・新しいものごとを取り入れることはとても大切だと思う一方で、北九州に昔からある
ものを途絶えさせないことも大切だと考える。北九州の舞踊や音頭を受け継ぎ、
北九州についてより知っていただく機会となることを目的に開催する。
・北九州にゆかりのある舞踊や音頭を伝えるワークショップと講話を組み合わせて展開。
・舞踊は北九州音頭、小倉音頭、五平太船。講話は「心躍る」をテーマに、障がいの
有無に関わらず、踊りを通してお互いに楽しみ合う活動等について伝える。
・2024年11月、2025年3月、5月、6月、8月の計5回、黒崎、小倉北区等で実施予定。
・主催者のホームページ → https://seigenkai.jp/
キャリア教育の新しい実践
~生きづらさを抱える子ども・若者たちのエンパワーメント~
・発達障害等により、不安や生きづらさを感じる子どもたちや働きづらさを抱えた若者
たちのキャリア形成と自己実現を育むこと、その保護者同士の共感の場づくり等の
サポート、社会的に見守り、健やかに育む環境づくりに向けた市民・企業・関係機関
への広報を目的に活動。
・①小学6年生、中学生、高校生向けの仕事体験を通じたキャリア教育 ②キャリア形
成と自己実現を育むための進路や就労を含む個別の学び ③保護者同士のピアサポート
④市民・企業の雇用担当者向け対話型の活動報告会を実施。
・①2025年3月、7月、8月 ②2024年10月〜2025年9月で参加者の希望により随時
③2024年10月〜2025年9月のうち月1回程度 ④2025年8月頃。
市内の事業所、障害者福祉会館等で展開。
・本事業を通して、生きづらさを抱える子ども、若者の状況についての理解が市民や企
業の間で深まり、新しいキャリア教育の取組みの輪が市内各所に拡がることを期待し
て活動。
・主催者のホームページ → https://career-support.club/
※エンパワーメント(empowerment):自己肯定感を育て、本来持っている力を引き出し、育むこと(1000人の夢寄金文責)
「地球のステージ」北九州公演
・多文化共生、国際理解教育、平和教育、青少年健全育成、さらには防災、被災地支援等
の学びを目的に、1996年に開始したライブ音楽と大画面の映像、スライドと語りを組み
合わせた「地球のステージ」を北九州に招聘。
・出演者は、カンボジアや東ティモール他で医療支援活動を続け、地震等の緊急医療支援、
被災者の心のケアにも携わっている心療内科医の桑山紀彦氏。ギターやバイオリン演奏
と歌とトークで世界で出会った人々のエピソードほかを伝える。
・北九州公演では、世代を超えて市民全般のみなさんに届けたいと考えている。
・2025年初夏頃に北九州市内の施設にて開催予定。
・「地球のステージ」のホームページ → https://e-stageone.org/
第2回 陸奥A子&地元マンガ家の「デジタルマンガ・イラストくらぶ」
・松本零士氏をはじめ、多くの有名漫画家を輩出してきたマンガの街、北九州。世代を問わ
ずマンガに親しみ、マンガ文化が根付いた街にしたいと考え企画。
・マンガ制作の世界もデジタル化が進んでいる。しかし、デジタルマンガの制作技術を学ぶ
機会は専門学校等へ行かなければなかなかない。そこで、マンガの街北九州市において、
全国的に有名な漫画家がデジタルマンガやイラストの描き方を直接教える講座を展開。
・陸奥A子氏と地元漫画家を講師に迎え、デジタルマンガとイラストの技術、描き方や知識
を学ぶ講座を実施し、最終的には、参加者が北九州市漫画大賞へ応募できるようになるこ
とを目指す。
・対象は小学生以上の方10名。2025年5月から8月までに全5回開催。小倉北区漫画ミュージ
アムを会場に展開する予定。
・主催者のホームページ → https://www.colt-manga.jp/
「遊ぶ楽校(がっこう)やた」フリースクール事業 ~児童・生徒の学校以外の学び舎づくり~
・学校に行きたい気持ちはあるが、どうしてもキツイ、辛い、集団行動が苦手、学校が見え
てくると涙が出る、学校が窮屈で違和感がある、学校以外を選択したい......という子ども
たち。現代では不登校と呼ばれる児童生徒の居場所、学び舎づくりを行なっている。
・事業は「通常活動」と「行動活動」の2本柱で展開。「通常活動」では、児童生徒が好き
なことや得意なことを見つけて伸ばしていけるよう、曜日ごとにテーマを設け、肌で感じ
る体験や自主的な活動を積み重ねていく。
・「行動活動」では、企業訪問を計画。児童学生が地元の企業に出会い、知り、体験し、
学ぶことで、視野や世界を拡げ、企業等の方々と関わる楽習を進める。また、子どもたち
がメニュー決め、食材調査、原価計算、売り値設定、アンケート作りから集計、調理、
受付、接客、片付け等をスタッフとともに行い、外部の大人たちに食べていただく「やた
食堂」も実施。
・通常活動は門司区を拠点に週3回実施。行動活動(企業訪問)および「やた食堂」は、それ
ぞれ2024年10月から2025年9月までに2回ずつ実施。
・主催者のインスタグラム → https://www.instagram.com/asobugakkou.yata/
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以上が第13回の助成事業です。
それぞれの開催情報や進捗等については、情報が届き次第、こちらにてご紹介いたします。
みなさまからのご寄付により、今年も助成募集を行うことができました。
心より感謝申し上げます
それぞれの活動が育っていけるよう、関心を寄せていただき、応援していただけますと
嬉しいです どうぞよろしくお願いいたします。