地元の大学や企業と連携し、イノベーションを担う産業人材の育成と確保に取り組んでいます。

北九州地域産業人材育成フォーラム

ごあいさつ

― 20年後のモノづくりのまちを支える究極のまちづくりは人材育成 -

 経済のグローバル化と高齢化の進展による地域経済・社会の環境が大きく変化する中で、産業の空洞化、20歳―40歳の人口減少、高齢化の進展などの課題を持つ、「モノづくりのまち北九州の20年後は? 今、地域社会は何をすればいいのか? 」

 この課題に向かって、(公財)北九州活性化協議会(KPEC)は、「KPEC産学連携研究会」を設置しで議論を重ね、「地域の産業の原単位である中堅・中小企業の経営力強化のための産業人材育成を産学連携でやるべき」という結論を得て、北九州地域の産学官が協働する「北九州地域産業人材育成フォーラム」を、2011年5月に発足させました。

  本フォーラムは、「地域連携型インターンシップ事業」をはじめとした産学官連携による産業人材育成事業を開発・企画し、その有効性を実証すると共に、地域が一丸となって産業人材育成事業を推進する地域クラスターづくりを進めます。

 北九州市は、製鉄、セラミックス、メカトロ・ロボット、化学、半導体、自動車、情報、環境など各分野の大企業が生産拠点を置き、その裾野に広がる高度な技術と人材は多様を極めます。

 こうした地域資源を生かし、地域ぐるみで産学官連携の可能性を探求し、「人づくりのまち」を北九州市に冠することができるよう事業の拡充を図っていきたいと考えます。

  皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

北九州地域産業人材育成フォーラム
(公益財団法人北九州活性化協議会)
会長  髙城いづみ