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1000人の夢寄金

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生き方のデザイン授業に行ってきました♪

1000人の夢寄金第7回助成事業の取材に行ってきましたのでご報告です。
今回ご紹介するのは「生き方のデザイン授業」、昨年12月に続き2回目の取材です。

「生き方のデザイン授業」が行われたのは、八幡西区上津役小学校。
4年生3クラス、総勢104人が対象でした。
現在小学校が工事中の為、上津役市民センターホールに場所を移して行われました。

この授業は、社会課題への解決に自分が参加できることを知る「寄付の教室」や「ドリームマップ」など、
障がいがあることを強みに自分らしい生き方をデザインしている「生き方のデザイナー」さんたちによる
子どもたちの主体的に生きるチカラをはぐくむための授業です
この日の「生き方のデザイナー」さんは、視覚障がいと聴覚障がいのあるお二人でした。
このお二人による午前中の授業を取材しました。
分別ゴミ袋ほか、体験しながら考える授業が繰り広げられました。

例えば、分別ゴミ袋について。
みなさんは、北九州市の分別ゴミ袋4種類を手の感触だけでどうやって判断すのかわかりますか?
じつは、袋の隅に穴があいているそうです。例えば、穴が1つはペットボトル、穴2つが、カン、
穴3つがプラスチック、穴が無いのは生ゴミだそうです。
皆さんはご存知でしたか? 4年生の中には知っている子がいましたよ!凄い

1チーム5人ずつ、合計2チームが手で触ったものを当てるゲームでは、
「生き方のデザイナー」さんも参加し楽しい時を過ごしました。

取材は、午前中だけでしたが、授業はその後も続きました。
昼食では、食事の際の「クロックポジション」について学んだそうです。
これは、パンやおかずの位置を時計の短針にたとえて知らせる方法だそうです。

真剣に楽しみながら授業を受けていた子ども達
このような子どもの頃からの学びが、障がいがある人への理解や手助けの仕方などを気負わず、
当たり前のしぜんなこととしてできる人を育てたり、障がいがあるなしに関わらず、多様な人、
それぞれの人の違いをしぜんと受け入れ、尊重しあう、そんな人を育むことにつながるんだろうなぁと感じました。
とっても大切で継続して欲しい授業だと思いました

今日は短い時間の取材でしたが、ご協力ありがとうございました

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上の原小学校4年生3クラス104名     生き方のデザイン代表遠山様

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先生から白杖の使い方の復習        直接触って時間のわかる腕時計

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オセロゲームは枠が出っ張っています     それではゲームに参加したい人
コマも白い面がザラザラ           ハイハイハイハイ!元気いっぱい!

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5人ずつ2チームで参加          最初はチョコボール 金の黄粉もち味
手に触ったものを当てます     

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これはお菓子のラムネ ストロベリー味    点字ブロックはなぜ黄色い?
何味かまでは判らんばい!          視力の弱い方にもわかるように。

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靴下がバラバラにならないよう       「うすいピンク色です。」今着ている
繋いでおく付属品。便利です。       ものが何色か言葉で教えてくれる機械  

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